トラブル通信vol.6
トラブル通信 Vol.6をお送りします。2020 年第4四半期に寄せられた相談の中で
皆様と共有した方が良いケースを取り上げました。
トラブルケースについて、ご質問等ございましたら、弊社コンサルタントまでご連絡
ください。
1.店舗閉店
複数の店舗がある地域の不採算店を整理することになった。トラブルにならないように
対応するには、どうしたら良いか?
ポイント:
1)まず、可能な限り早いうちにすべての従業員の方々に事情を説明する
例:説明会を開催し、説明する
2)今後の雇用についての説明及び要望を受け付ける
3)相談窓口の設置
近隣に店舗が無いようなケースもあります。その場合は、リクルート情報誌を事務所
に置くとか、異なる対応も必要になります。
2.痴呆性の疑いがある従業員の対応
60歳代の従業員の方の様子が変だという相談が寄せられました。どのような対応
をしたら良いでしょうか?
様子:
1)簡単なことを指示してもできない
2)伝えたことをすぐに忘れている
3)業務中に倉庫で一人佇んでいる
まず、ご家族に連絡を取り、ご家庭の様子と職場の様子について共有する。
また、医療機関等にかかっているか、かかっていないようであれば受診を勧める。
その上で、医師の指示等に基づいた対応を行う。
医師等の医学的な見地からの所見が必要です。
3.休職中の有給休暇取得
病気療養で休職している従業員から、有給休暇が15日間残っているので、その
日数分、有給休暇を取得したいという申し出がありました。どのように対応したら
良いでしょうか?
年次有給休暇は、従業員の方が心身等をリフレッシュするためなどに使用し、その
日は労働を免除された有給の日となります。
休職とは雇用関係を維持しつつ、就労の義務を免除された状態(労働義務がない)
なので有給休暇を与える必要がない
4.健康診断結果
定期健康診断の結果が健診機関から送られてきました。健診機関が各人の所見欄に
「問題なし」、「要経過観察」、「要治療」、「精密検査」等を記載している。
この所見欄の記載だけでは不十分ですか?
健康診断を実施後、産業医等が各人の結果を見て、就労上、制限が必要かどうか、
制限が必要な場合には、どのような制限、配慮が必要かの意見を書いてもらわなけれ
ばなりません。
例:深夜労働を禁ずる 等

